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「あってもなくても大して変わらない」そんなブログです。

何だかブログを更新しようと思いつつもできなくて、気がついたら9月になっていた

私にとってこんなに忙しい8月は何年ぶりだっただろうか。
7月下旬に職場での某氏からの嫌味な言動に腹を据えかね、転職を目指して転職エージェントの会社の協力の下様々な職場との面接を重ね、ようやっと良い結果が出たのが8月の初め。そこから職場に退職の意向を伝えるものの、一ヶ月を切ってからの申し出に職場の心証を害してしまうこととなり、のみならず7月下旬から始めたダブルワーク(家の近所の回転寿司屋)は毎日が超多忙…頭を抱えながら疲れを抱えながら心身ともに疲労困憊という状態のまま、メンテナンスの状態が思わしくないままエンジンだけはフルスロットルで突っ走っているようなレーシングマシンさながらの様子でここまで何とかやってきた。
幸いにして、今度の職場は福利厚生にはかなり気を使っているようで、まだ就業前の私に三連休を確約してくれるなどありがたいことだらけである。そもそも面接の際に顔を合わせた看護部長さんや事務長代理さんがとても人情に厚く優しそうな方で、後に顔を合わせることになる看護主任の方もすごくしっかりした感じの方だったので、少なくとも人間関係がギスギスするような感じの職場ではなさそうな気がする。「気がする」だけで実際のことは定かでないのだが。

とは言え、私が辞めるということを知ってからは、現場の職員の対応が目に見えて心持ち良くなったことも事実であった。
勤務最終日はクリスマス会などで歌を披露していた私に気を使ってかそんなような場を用意してくれたり、ささやかながらお菓子の詰め合わせやよく話をしていた利用者の方と写真撮影をさせてもらえたりと、それなりに気を使ってくれているのが伝わって、こういう人たちもいたんだな…と少しだけ胸が熱くなった。

9月に入ってからは有給休暇の消化期間ということで、毎日が日曜日のような有様となった。
先にも触れたが、3連休が取れたことから、ゆらさまこと架乃ゆらさんのイベントに3日連続で参加することが確定したり(無論、全ての準備はすでに整っている)、今度の職場に出勤する際の最短ルートを何度も確認したりと、暇ながらやることはたくさんあるので、着実に来たるべき時に備えての準備を進めていった。

その代わりと言っては何なのだが、YouTubeMusicで聞いていた音楽をあまり聞かなくなってしまっていた。
これはいけない。私の人生には音楽が欠かせないものであるというのに。
というわけではないのだが、しばらくぶりで所沢市民音楽祭に出かける。9月11日のことであった。
ザ・セント・オー・ジーンズの皆様ともレッドシャツの松井兄さんとも本当に久しぶりに会って話をさせていただいた。
やはり音楽はいい。そして、音楽に携わっている人々は実に良い表情をしている。改めてそう感じた。

有給消化期間も残りわずか。クリーニングに出していた職場の制服と職場の保険証を返却して、その次の日から新しい職場での仕事が始まる。
新しい気持ち、新たな、そして確固たる決意で、定年まで働き続けていきたい。
生まれてこの方49年、目標らしい目標もなしにここまで生きていた私に初めて目標らしいものができた。
そしてその目標とは別に、何か新しいことが始められたら、おそらくこの上ない幸せな気持ちを味わえるのかもしれない。それが何なのかは私にもわからないが。